運送ドライバーの1日:とある什器の搬送仕事レポ

2018年12月24日

注目記事紹介

こんにちは、正しい転職です。
以前の記事で私が仕事でトラックを運転していたことを紹介しましたが、「転職業界図鑑:運送業界は人手不足」今回はより具体的にご紹介しようと思います。

なぜ私がトラック(2tトラック)を仕事で運転することになったかというと、もともとイベントの会社だったんですが、あるメーカーのプロモーションの下請け仕事を受けまして。それがあるエリアの販売店に販売用の什器を指定した日時に配達するというものでした。

最初は私が担当ではなかったのですが、例にもれず「人手不足」が原因で社内で私にお鉢が回ってきた。。というわけです。

まぁ最初はそんな乗り気じゃなかったんですが、今考えると結構ドライバーの仕事も楽しかったし、あのままフォークリフト免許も取ってドライバー業界に転職すれば人付き合いの苦手な自分にはよかったかもなぁと後悔することがあります。

なかなか転職サイトや求人サイトでも、経験者の方が詳細な仕事の様子を紹介した記事を見かけることがないので、ドライバー業界への検討されている未経験者の方の参考になればと思います。



まずはルートの確認などの準備

配送のオーダーはおよそ1週間前にメーカーの担当者から会社に送られてきます。
そこでまず「いつ」「どこに」届けるのかグーグル・マップで確認します。

行って戻ってまた行って、などとなると効率が悪い場合にはこちらから「こんなルートに変更して欲しい」と要望を出します。お店や営業の都合が付けば結構簡単に変更してくれました。高速道路も使いたい放題、燃料代も全て請求出来たので向こうとしても節約したルートを提案してくれたほうが助かるからでしょうね。

それでも2時間〜3時間どうしても時間が空く場合があります。
そんな時は途中で食事をして時間を潰すか、それでも時間が潰せない時はお客さんのお店の駐車場の邪魔にならないところに駐車してちょっとお昼寝休憩してました。

無理なルートや非効率なルートだと、余裕を持って運転出来ないから危険ですし、疲労もたまって事故にもつながります。
普段から先方の担当者さんとこまめに連絡を取って仲良くなっておくことが大事ですね。って、普通はこういう業務は運送会社さんだといわゆる配車係や運行担当の方があやるんですけど。

イベント用什器の積み込み

これは事前に積み込んでいる時もあるし、別の用事でトラックに積み込めなかった時なんかは出発前に必要な数の什器を倉庫に積み込みに行きます。
なんせ社内に1台の貴重なトラックですから致し方ないのです。

事前に発注された内容を印刷した紙を持って近所の倉庫にトラックで積み込みに行きます。
什器自体はそんなに重いものでもなかったし、トラックには外付けのテールゲートが付いていたのでフォークリフトを使う必要もなく積み込みは楽々でした。

ただこの什器にはDVDプレイヤーがついていたんですが、たまにこれが調子の悪い時がありまして、積み込みの前にはきちんと動作確認をして、一通り見た目を掃除も済ませてから積み込みです。
もちろん什器の固定は念には念を入れてしっかり確認しました。

何台もあると半日仕事とまでは言いませんが2時間はかかる仕事です。
でもいい加減な仕事をしていざ現地に到着してからピンチなのは自分ですからね。ここは手を抜かずに何度も確認しておきます。
ドライバーの仕事、特にトラックドライバーの仕事は実は運転ではなくこの荷役です。

2tトラックなんかは可愛いものですが、たまに動画で10tトラックの荷台いっぱいにドライバーさん自身が手積みで野菜を積んでいるのを見ると大変だなぁと思います。
工場や港湾の荷役などは逆にドライバーさんは何にもすることがなく、指定された場所にトラックを停めて荷役作業を見守るだけ、というケースが多いですね。
これも今後人手不足でどうなるか分かりませんが。

いざ出発

出発の時間は目的地と「何時に届けて欲しい」という注文によって本当にバラバラでした。
近いところだと30分で行けるから会社で別の用事を済ませて食事も済ませてからのんびり出発したり、逆に一番早く出発したのは朝の5時に出発して、高速道路を使って朝9時前に到着したりということもありました。

エリアは県内及び隣接する他県なので基本は日帰りで、どんなに遠くても日帰りは出来ました。
最近の運送会社さんは車内禁煙が増えてきたようですね。
当時は私も喫煙者でしたからタバコをプカプカ吸いながらのんびり走ってました。

出かけてしまえばこっちのものだし、なにせ高速道路は使い放題、恵まれてました。
逆に近場のほうが渋滞に巻き込まれて面倒だったり、出たり停めたりの繰り返しでストレスが溜まったりと面倒でした。

これは向き不向きもあるのでどっちがいいということはないですからね。

現地到着、什器の設置

無事安全運転(だったかな?)で到着しました〜!
まずは駐車場かターミナルの邪魔にならないところに停めて、メーカーの担当者さんに連絡です。

ただ約束の時間より早く着きすぎた時は前述の通り時間を潰します。
けどこれも担当者さんによっては早く着きすぎても「搬入してもいいですよ〜、お店の方には伝えておきます♪」ということもあるので、やはり日頃の付き合いは大事ですね(笑。

なので到着の連絡は約束の時間の10分前が理想ですね。
またこれでちゃんと到着したぞ、という報告で後で揉めるのを防ぐ目的もあります。

さて店でメーカーの営業マンと合流し、設置場所、電源、装飾品等について打ち合わせを行い、搬入のルートも確認します。
事故を防ぐため営業マンと協力してゆっくり店内を進みます。
軽いものなのでそんなに大げさにしなくてもいいのですが、やはりお客さんに当たってクレームになれば店に迷惑がかかります。

設置場所に到着したら固定して電源をつないで動作確認を行います。
電源コードが通路に露出する場合は養生テープで養生もしておきます。
設置の状況も、営業マンに確認してもらいオッケーをもらいます。(これで何あってもメーカーの責任)

最後にお店の方に確認のサインをもらったら挨拶して退店です。
この瞬間が一番ほっとしますね。

退出、食事兼休憩

これで次の設置があれば次の設置場所に向かいますが、何もなければこのまま帰路に着きます。
高速道路が使える場合はたいていお気に入りのSAでゆっくり食事をします。

仕事が無事終わった後の食事って、なぜあんなに美味いんでしょうね(笑。
仕事で高速道路を使うドライバーさんなら必ずお気に入りのSAとメニューを持っているはずです。
これもささやかなドライバー業の楽しみです。

長距離は苦痛だからドライバー業はブラックだなんてネットで言う人もいますけど、本当に向き不向きだと思います。
私なんか最後はフェリーにも乗らせろぐらいに楽しんでましたからね(笑。

誰にも邪魔されず、マイペースで好きな環境で仕事出来るって最高だななんて思ってましたね、なんでこっちの仕事に戻ったんだろう?
季節の移り変わりに見せる風景の変化も楽しいですよ。

帰社、メンテと積込み

さぁ食事も済んでようやく会社まで帰ってきましたが、もうひと踏ん張りです。
そう、什器のメンテと積込みが待っています。

会社に戻って倉庫の鍵を借りて一休み、そこから近くの倉庫に行って積み下ろしを行います。
メンテと言っても戻ってきた什器の掃除と簡単なパーツの交換などのメンテと次に持っていく什器の積込みです。

積込みも油断せずに焦らずに確実に積込みを行い、動かないようにがっちり固定します。

次に余裕を持って出発出来るように早め早めに対応しておきます。
最後に忘れずに燃料も満タンにして準備万端、お疲れ様でした!

・・とまぁ少し特殊なケースかもしれませんが、とあるトラックドライバーの1日を私の経験も踏まえてご紹介しました。
いかがでしたか?
ドライバー業界への転職を検討している未経験者の方が「私でも出来そう!」と思ってくれたら幸いです。
てか実際、出来ます!

私の場合は指導してくれる人なんてほとんどいませんでしたし、ほぼ我流でやってましたがプロのドライバー業界では必ず業務に関して指導してくれる指導係とカリキュラムが存在し、コンビニの配送ではチェックに合格しないと一人でハンドルを握らせてもらえないほどです。

ドライバーの仕事は稼げる仕事だし、待遇に関しても以前ほど劣悪な労働環境ではなくなりつつあります。
興味のある方はこちらの記事もご覧下さい。

”ちゃんと稼げる”ドライバー専門の求人サイト【ランクリードドライバー】



それではまた。

関連記事