もはや手遅れか?「内航船の船員不足」問題。

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もはや手遅れか、誰も真剣に取り組もうとしない「内航船の船員不足」問題。

このブログでも取り上げたことがある「内航船の船員不足」ですが、実は当ブログで一二を争うの人気記事となっています。


それだけメディアで内航船が取り上げられる機会が少ないからでしょうね。。

なにせメディアで取り上げると言っても、「船員さんのドラマ」って、緩急をつけにくくてなかなかドラマ性が少ないから難しいんですよね(笑。

船員さんのドラマもあります。

そうした中でこのMBSの「マジで航海してます。」はコメディタッチで「船員」という仕事を取り上げた新しい着想のドラマとして評価していいでしょう。

こちらはシーズン1からアマゾンプライムでもご覧になれますから、是非ご覧下さい。

とは言え、、船員さんになりたい方が殺到し、船員不足も一気に解消!といかないところが辛いところでありまして、現実はなかなか厳しいものがあります。

平成15年までの船員数の推移

まずはこちらの表をご覧下さい、思わず背筋がぞっとするような数字が並んでいますね。
平成15年までの船員数の推移

いやぁ・・これ令和になってからだともっとすごい数字になっているでしょうね。。
それにしてもすごい減り方です。

では業界団体や監督官庁である国土交通省などはどんな対策をとっているのでしょうか?

国土交通省の対策

若年船員確保対策としては、船員の高齢化の進展や日本商船隊の拡大に伴い、日本人外航船員(海技者)を確保・育成する必要があることから、新たな支援策について、外航労使と共に検討を進めているほか、(財)日本船員福利雇用促進センターを活用してトライアル雇用助成事業、即戦力助成事業を実施している。
一方、離職船員対策としては、全国の地方運輸局等において船員職業紹介、就職指導等を行うほか、いわゆる離職四法(注)に基づく職業転換等給付金の支給を行っている。
また、求人者と求職者を一堂に集め、企業説明会や就職面接を集中的・効率的に行うためのイベント(船員就業フェア)を開催しており、平成18年度は5地域で開催した。

引用元:http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h18/hakusho/h19/html/i2543300.html

「違うんぬ。」

「違うんぬ」の元ネタ:「ゆきひろゆき」さんのpixivページ

日本内航海運組合総連合会の対策

こちらはより具体的な対策が行われています。
詳細な情報が掲載されていますので興味のある方はこちらをご覧下さい。

その一部を抜粋してみますね。
1.船員の安定的確保
2.船員教育の充実
3.労働環境の改善

う〜ん・・・、「違うんぬ。」

「違うんぬ」の元ネタ:「ゆきひろゆき」さんのpixivページ

どういう目的で誰にどんなことをアピールしたいのか不明瞭

この記事をお読みになってくださっている皆さんも同様のご意見かと思います。
上記の施策は全て「船員さんという仕事を知っている」「船員さんになっている人」を対象に考えられています。

これはどういう前提のお話なのでしょうか?
まるで世の中の人全てが「船員さんの仕事」に興味を持ち、仕事の内容について詳しく知っているかのような内容です。

まずは「船員さん」の仕事を知ってもらうこと、興味を持ってもらうことから始めるべきではないかと。

失礼を承知で申し上げると、まずは「船員さんというお仕事があるんだよ」ということを知ってもらうことが大事ですね。
昨年出版されたこちらの絵本は、全日本内航船員の会をはじめ各県海運組合などが幼稚園や小学校に寄贈しましたね。

そうなんです、とにかく「知ってもらう」ためにはこうした地道な努力が必要なわけです。

この「知ってもらうこと」の大切さをよく理解された上で献身的にツイートされているのが内航船会のお笑いスター(失礼!)「大吟醸船長」さんです。

大吟醸船長さんの取り組み(とお遊び)

時には面白おかしく、時には真面目に内航船の仕事内容や社会における役割について、分かりやすくツイートされています。
私が「内航船」に興味を持ったのも、大吟醸船長さんのツイートがきっかけでした。

まずはこうして「知ってもらう」「興味をもってもらう」ことを目的に地味ながらも、息の長い活動を続けるべきではないかと思います。

私が考える「船員さんのお仕事」を知ってもらうための施策案(順不同)

  • 内航船体験イベントの実施
  • ホームページと連動した公式SNSの運営
  • 公式YouTubeチャンネルの運営
  • YouTubeバンパー広告の出稿
  • フェリー貸し切りイベントの実施
  • 小学校、中学校へのお仕事紹介の講演

などです。

私の地元は愛媛県なのですが、すでに地元印刷会社が小中学生向け仕事案内のフリーマガジンに積極的に船員さんの仕事を掲載したりしています。
電博などの大手広告代理店でなくとも、地元の広告代理店も相談すれば様々なプランを提案してくれます。
もちろん当サイトのお問い合わせから私にご相談頂いても結構です。

予算と本気度によってはきちんとお付き合いのある広告代理店さんと一緒にご提案させて頂きます。
(あ、言っちゃった・・)

全国で船員さんたちがいなくなるまで待ったなしの状況です。
内航船業界は従来のような、「お金稼げるよ」「休み多いよ」アピールばかりでなく、もっと真剣に

「どうすれば今の時代、若い子たちが船員の仕事に興味を持ってくれるか?」

について考えるべきではないかと思います。

転職についての記事はまた次回ということで(笑。
それではまた〜。

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