「売り手市場」だからって、その転職は正しい転職ですか?

2018年12月14日

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皆さんこんにちは、「正しい転職」です。
今は人手不足と少子高齢化に伴い、転職市場は
”超”の付く「売り手市場」だそうで。

就活の学生さん達も余裕たっぷりという
感じです。

転職も思いのまま、
気に入らなければすぐに辞めればいい、
すぐに仕事なんて決まるんだから。

でも本当にそうでしょうか?
おじさんは密かに心配してしまうのです。

それ本当に「正しい転職」ですか?

現在の有効求人倍率

まずは厚生労働省が発表した有効求人倍率を
見てみましょう。

平成30年7月の数値をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.63倍となり、前月を0.01ポイント上回りました。
新規求人倍率(季節調整値)は2.42倍となり、前月を0.05ポイント下回りました。
正社員有効求人倍率(季節調整値)は1.13倍となり、前月と同水準となりました。

平成30年有効求人倍率

引用元
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00006.html

数字だけ見るとすごい数字ですね。
また業種別に見てみると

建設業(6.6%増)
製造業(6.6%増)
サービス業(他に分類されないもの)(6.5%増)
医療,福祉(6.3%増)
運輸業,郵便業(5.2%増)

と全体的な人手不足も明確になりました。
となるとやはり今の職場なんて気に入らなかったらすぐに辞めちゃうのは正解なんでしょうか?

確かにブラック企業にしがみつくよりはさっさと転職して自分を守るには正解です。

心に傷を残してまで働くなんて本末転倒もいいところですから。

ただ、そうではなくてなんか腑に落ちない転職をする人もいますよね。

う〜ん、、いいのかなぁ、、それで、、。

ちゃんと転職出来るだけのスキルは身についた?

転職って自分にとって都合のいいことだけではありません。

次に入る会社の経営者が
「あなたを採用してよかった」
「これだけのリターンを得られるだろう」
と見返りを返すことが必要です。

単なる流れ作業であっても段取りを考えてスムーズに仕事を進めていくことが出来る、といったことを期待するわけです。

若い人たちを見ているとこのあたりが全然分かってない人がいる。

辞めるのはいいけど、辞めるならそれなりの準備というものがいります。

メンタル的に追い詰められているのと、
「なんかダルいから辞めよう」
というのでは全然違うということです。

辞める前に次にどういったところで働けるのか、自分は何が出来るのか、もう一度自分自身に問い直す必要があるでしょう。

まぁぶっちゃけ、、

仕事なめてるなら転職するな。

ということです(笑。
仕事なめるな、と。

仕事にちゃんと向き合わず、自分が満足のいく成果も出せず、なんとなく日々ダラダラと職場にいて、なんとなく今の職場が気に入らないから転職する、というのは転職における最悪のケースです。

それなら転職せずにもっと今の仕事と職場に向き合って、本当に転職すべきなのかを見極めたほうがいいでしょう。

今の日本では強制労働をされることはありません。
どんな仕事でもあなたが選んだ仕事です。

あるいは親御さんのあとを継いだ、親御さんに紹介されたということもあるでしょうがそれでも選んだのはあなたです。

真剣にその仕事に取り組んだのか、
どこに出しても恥ずかしくない経験を積んだか、
スキルを身に着けたのか。

自分では判断出来ないのなら転職エージェントに相談するか、職場の同僚か、信頼出来る先輩に相談してみましょう。

つい最近も知り合いの会社に
「デザイン業界に憧れて」
という理由で新卒の女の子がコネで入ってきたのですが事前にデザインの勉強もソフトの使い方も勉強していませんでした。

なんとなくかっこいい、オシャレな仕事というイメージだったのでしょう。

自分のイメージと現実のギャップに悩み、挙げ句に職場で泣き出して大変迷惑していたそうです。

結局その子は3ヶ月ほどで辞めて行きましたが今も外見のイメージに惑わされて、今もあっちにフラフラ、こっちにフラフラしてるようです。

これは仕事に真剣に向き合わず、自分に向き合わず、都合のいい情報に流されて転職に夢を見ているだけの典型的な「ジョブ・ホッパー」です。

そうなるともう止まりません、コアとなるスキルも身につかず、年齢だけ重ねていくだけの生産性のない労働者が増えていき、日本の産業全体が生産性を失っていく。

現状の売り手市場では労働者側の見識の低さも相まって、日本全体が地盤沈下していくようで気が気でなりません。

かつてのバブル時代にも同様のことが起こりました。
結局私達氷河期世代は彼らの後始末をさせられたわけですが、その後の20年間日本経済は停滞し続け最近ようやくその整理が終わろうとしています。

しかし、これと同じことがまた起らないと誰が言い切れるでしょうか?

新卒もあんまり就活なめちゃいかんよ。

新卒の皆さんも同様です。
特に、今皆さんの面接を担当するのは就職氷河期世代です。
見る目はとても厳しいです。

第2新卒とか、都合のいい言葉を作っているのは転職業界であって、企業はそんなことは考えていません。

ブラック企業に捕まった人なのか、
仕事をなめて中途半端にやってきた人なのか、
そのあたりはすぐに分かります。

スマホでいつでも簡単に答えが分かるようになっても、真剣に取りくんでこと満足のいく成果やスキルが得られるのはいつの時代も変わりません。

あなた自身が納得のいく「正しい転職」を実現するためにも新卒と言えども仕事に真剣に取り組む気持ちを忘れないで下さい。

その気持ちをどうしても持てない、苦痛しか感じない、と思ったその時は転職という選択肢があります。

その選択肢を選ぶべきか、まずは仕事に没頭してみましょう。

答えは自ずと見えてきますよ。
それではまた。

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