転職業界図鑑:介護業界は人手不足

2018年12月21日

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転職業界図鑑:介護業界は人手不足

こんにちは、正しい転職です。
転職業界図鑑シリーズ、今日は「介護業界」です。
介護業界は人手不足、、当然皆さんご存知ですよね。

それでもやっぱり書かずにいられないこの業界の人手不足の現状。。思い出すだけでも辛くなります。

少子高齢社会の一番の犠牲になっているのはこの業界かもしれないと思います。

とにかく介護業界から人がいない

はい、人はいません。
特に若い人たち。
少ないですね〜。

つーか「介護」という人のお世話をする仕事を若い人に頼るというのもどうかと思いますがやはりある程度力仕事や長時間労働も必要となってきますので致し方ないですね。

それと技術の継承という側面もありますし。

それでも人はいません。

昔は業界全体がお給料もきちんと出ていて教育体制や職能による昇進や管理業務の拡充など発展性もあって社会的にも経済的にも充実した業界であったようですが、2000年の規制緩和に伴い、民間による事業参入が状況を悪化させました。

簡単に言うと「介護のことをよく分からない人たち」が介護業務を行うようになったのです。

会社も社員も素人ばかり

会社も社員も、というのはちょっとオーバーかもしれませんが、あながち間違いというわけでもありません。

ただ、きちんと専門学校や大学で介護を学んで「介護福祉士」の資格を取得して体系的に介護業界の中でキャリアアップを目指してしく志を持った人がどれだけいるのか、会社もそうした人材をキャッチアップ出来ているのかという問題があります。

正直なところ8割近い介護施設では日々の業務に追われて教育体制や人材の評価が出来ているところなど皆無でしょう。

会社側も同様です。
経営者も管理者も専門的な介護の知識を持っている会社はごく少数なのが現状です。

特に異業種からの参入組、最近ではフランチャイズからの参入組でこの傾向が顕著になっています。

・簡単に運営出来ます!
・高収益で経費がかからない!
・行政手続きから運営ノウハウまで全部サポート!
・求人もおまかせ!

介護のフランチャイズの謳い文句はこんな内容ばかりです。

もう全く介護のことを知らないんだなということが分かりますね。

本当にそんなのいいんでしょうか・・?
でもそうでもしないと今は介護が必要な高齢者が溢れていますから行政としても最低限度の介護施設運営が可能な業者には許可を出してしまうのです。
それがたとえ素人の集団であろうとも。。

いじめがはびこりやすい職場

離職における原因のトップに並ぶのが
「お給料」
「人間関係」
この2つです。

特に介護業界の現場においてはこの人間関係が問題になりがちです。

・長時間労働
・女性が多い職場
・細かく責任が多くストレスのたまりやすい職場

という「いじめ」がはびこりやすい職場環境だからです。

特に現場の責任者が女性の場合「女ボス」化して気に入らないスタッフに対してキツく当たる傾向がよく見られます。

社会的な常識が欠ける人が多い施設も多く、少し経験がある、資格がある、というだけで人格的に未発達な人が責任者になることも多いのが現状です。

そうした人が権威を笠に着て新人や気に入らないスタッフや気弱で真面目なスタッフに攻撃をするパターンも多いです。

最悪ですね。

はっきり言いますが、これから学校を出て介護を志す人、あるいは転職で介護業界に行こうと思っている人がいたら、もう一度考え直すことをオススメします。

いえ、介護業界に行くのはやめましょう。
若い人たちが介護業界に行くのは日本社会にとっての損失です。

生産性も将来性もない仕事で貴重な若い人たちの労働力を消耗するのは無駄以外の何ものでもありません。

それならもっと、きちんと将来のキャリアアップが可能で、汎用性の高い資格を取得出来て、高収益の業界を目指すべきです。

このブログを始めてから初めてですね、こんなにきっぱりと「辞めなさい」と宣言したの。
でも本当、絶対に行くべきではない。と私は考えます。

柔軟な雇用や勤務体系が可能に

と言っても介護業界は経験もあるし、資格もあるし、
やっぱり介護業界で働くわ。
という人は是非頑張って下さい。
ある意味介護業界はオススメの業界でもあるからです。

最近では介護業界の長時間労働が発生する雇用形態、勤務体制も見直され、デイサービスでは

・朝から昼まで
・昼から夕方まで
・夜勤だけ

など細かく多様な勤務が可能な介護施設が増えてきているからです。
当然ダブルワークもオッケーです。

また、資格がなくても働けたり、食事だけ作りに行くなど分業制も進んでいます。

職員に一方的に負担をかけるやり方では人が集まらないことが分かってきたんですね。

特にデイサービスは介護につきものの下の世話はなくて、時間つぶしやリハビリに特化した施設も増えてきました。

当然夜勤もなく、定時で退社出来るのでストレスも少なくなりますね。

向き不向きを見極めて。

最後になりますが、御本人のせいではないとはいえ、「コミュニケーションが取れない」のは介護する側にとって、想像以上のストレスとなります。

・いつまでこれが続くのか
・また同じことを繰り返すのか

これは実際に経験した人でないと分からないことです。
でもしょうがないのです。

・5分前のことを忘れてしまう。
・自分が何をしていたのか忘れてしまう。

「本当に分からない」
のです。

これが実感出来るまでは本当に辛い。
つい自分に悪意を持って嫌がらせをしているのではないか?
と勘ぐってしまい、そのうちに怒りの感情を持つようになり、最悪の場合。。

これは真面目に介護に取り組もうとしている人にこそ顕著に現れる傾向だそうです。

・大声で怒鳴る
・乱暴に作業する
・罵詈雑言を吐く
・暴力を振るう

といった行為に及ぶのです。

なぜか?それは
「目の前にいる人がまともな人である」
という認識を捨てきれないからです。

とても手助けの必要な人と思えないし、会話もちゃんと出来る。なのになぜ。。
と考えるのです。

これはその人が悪いわけでもありません。
「この人は分からない、助けが必要な人なのだ」
という事実を受け入れられないから起こってしまうのです。

介護の仕事をオススメしない理由にはこうした心理的なハードルも存在するのです。

おじいちゃん、おばあちゃんが好きだから、というだけでは乗り越えられない現実も存在します。

優しいおじいちゃんと思っていた介護者からセクハラを受けることもあります。

いつもニコニコ笑っているおばあちゃんから暴力を受けることもあります。

自分の理想と現実とのギャップを乗り越えていける自信があるかどうか、よく考えて介護の仕事に取り組んで下さい。

最後にもう一度だけ、私の本音を申し上げます。
私は介護業界への就業はオススメしません。

それではまた。

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